IT業界へ就職し他社へOJT。苦悩。そしてイジメ。OJTに成果はあったのか。
2000年7月。大学を卒業しIT業界へ飛び込んだ私は、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)として県外の他社様のお世話になることになった。
沖縄人あるあるなのですが、県外には出たくなかった。。しかも最低3年っていうし。。
でも、やる気に満ち溢れていた(たぶん)私にはウキウキした気持ちもあったかと思う。
あっ。全て実話です。

日々の業務について
OJT先での私の業務は、上司が書いてくれたPG(プログラム)改修仕様書を元に改修を行うというものである。
もちろん、最初は文言を修正するなど、とても簡単な仕事をやっていたかと思います。
その改修自体も修正が終わったら、SE先輩にチェックしてもらって上司まで届けられるという感じでした。
この業務自体は、「俺はIT業界でなんと!プログラムを書いているぞ!」って少しだけ感じてやりがいを感じていたかもしれません。

休日当番
OJT先の会社は直でエンドユーザ様を多数かかえていたので、休日保守対応当番がありました。
これが私にとっては苦痛で苦痛でしかたなかった。
かなりのストレスを抱えました。

そもそも電話対応が苦手な上に、人様の会社の顧客問い合わせに対し何の知識も無い為、電話が鳴るのが怖かった。電話を取ってもすぐ先輩(当番は二人体制)に引き継いだ。
おそらく、自分で解決(顧客に説明)できた対応は一つもなかっただろう。
自分がなんだか惨めな気分だった。辛かった。
みんな、あの人電話とらないね。なんて思っているだろう。
なんて思いながらさらに惨めさを味わいました。
ここから抜け出す術を私はもっていませんでした。
後輩ができた
突然、自社から後輩達がやってきた。
私と同じくOJTということだが、別部署に配属された。

嬉しかったような気もするが、今思い返してみても同じ部署にならなくてよかったなと思う。(思っていた。)
同郷ということで、よく飲みに行きました。
私自身もよく飲めましたし、よく飲みました。
SE先輩の小さなイジメ
先に書いたが、私は、 IT 他社様にOJTという名目で派遣され、日々の業務は上司の改修仕様書を元に改修を行い、SE先輩がチェックするというルーティーンの中でがんばっていました。
ある日、そのSE先輩から社内メッセンジャーが飛んできた。

内容は「〇△□君の事どう思う?」
〇△□君は私です。
SE先輩AからSE先輩Bに宛てたメッセージが私にも飛んできたのである。
しかもそのお二方は、私の隣と向かいに座っているのである。
もちろん、仕事で自身の無い私は、もちろん先輩方には何も言わず知らんぷりして仕事を続けました。
その後も、SE先輩はどういうつもりなのかよく分からないが、メッセージをCC私にして送り続けました。
私を非難する内容が主であった。
見ていただいている方は、内容が気になるであろうが覚えていない。。。辛すぎて頭から消し去ったのかもしれない。
簡単に言うとイジメである。
再度言うが、私の隣と向かいに座っているSE先輩達のやっていることです。
どういう気持ちでやっていたのか今でも分かりません。
自分たちの仕事が増えて嫌だったんでしょうか。
謎です。。
挫折。帰郷。
挫折というか。新人でOJTで自信をもって仕事に取り組むことが出来なかった。と言った方がいいかもしれない。
他部署の先輩方は、遠方から来ているということで、飲み会などにもよく誘って頂きましたが、今思うと恐縮しすぎて中々なじめていなかったように思う。
何もかもうまくいっていなかった。
この頃から、一人で酒を飲むようになった。
そして、体重はどんどん増えていきました。
次第に自社へ帰ることばかり考えていましました。

帰社時に、上司に
「私は、もう3年近くも派遣されています。毎日同じ事ばかりでスキルアップが止まってしまいます。」
ほとんどはったりであったが、上司に響きそうな言葉を選んだ。
唯一、プログラミングに関しては少しずつ覚えてきたし、大手メーカーとタイアップしているため、自社に戻った際、その言語に関しては私が私が一番スキルが高いと思っていました。
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